思い付きの三宅町農業政策ではダメ

三宅の農業には、農業政策がずっとない。
ごまと芋は熱心だが。これでは食べていけない。
一応高収益作物であることと町の土地を以前のように耕作放棄地にしているよりはいい。
だが、生活がかかっていない老人のお遊びにはなるが、若い人の就農に結び付かない。
屯倉という焼酎もそこまで頑張ったのは素晴らしいが。

但馬駅前を米、麦、大豆の大規模農業という空粗なことを突然言い出す人物もいるがあり得ない。
排水ができないからである。

農地中間管理機構が出来て、放棄地を農業の担い手へ移行が期待されたが、8割の目標に対して55%でほぼ頭打ちである。
排水も担い手への移行も進まないのは基盤への投資が出来ていないからである。

仮に、基盤への投資が進み、担い手への移行が進んだとしても、土地利用型農業では経営が成り立つには三宅町の農地全部が数人で引き受ける位でないと駄目。
こんなことは東北や北陸に任しておけばいい。

しかも、担い手が大規模な農業で困ってるのは水管理が省力化できないことである。
三宅町の農業が目指すのは、生産性の高い高収益作物である。
そのためには、基盤の整備が必要であるし、生産性をあげるスマート化である。
そして、南港にも近く輸出である。

わたしは、他県でスマート化に取り組んだ。また、全国でも再生可能エネルギーに先駆的に取り組んだ。
それらの地域は例えば農家の水代はかなり低くなっている。

今、全国では家族農業や中小規模農業が重要と基本計画に盛り込まれた。
但馬駅前で大規模農業なんてあり得ない。
水管理、排水、権利調整の点から。

思いつきで農業政策を語らない方がいい。

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