スマート農業

三宅町では、開水路であるから水は豊富にあるが、結構、田植え前とかは水の取り合いをやっている。その一方、多くの地域ではパイプライン化がなされ、蛇口をひねれば水が来るところも多い。水路には、供給主導型と需要主導型があるが、進んだ農業をするには当然、供給主導型でなければならない。吉野川から分水がくるので、完全な需要主導型は難しいが、半需要主導型ならばできる。それは、途中で調整池を介してそれから下流をパイプライン化することだ。嘗て、盆地にはため池が無数にあったが、現在は650カ所ほどだ。更に、遊水地計画もある。どうせ作るなら、農業利用と結び付けられないか検討すべきである。こんなこと県の土木が発想するはずがない。三宅町から言い出せばいいのである。更に、パイプライン化できれば、スマートフォンでの水位操作も可能となる。現に、私は東海地方でやってきた。協力してくれるメーカー関連もあるだろう。実証地として国の事業も引っ張ってくればいい。農家に受動的なアンケートをとっているだけでは、農業は萎んでいくのみ。大きなポテンシャルがあるので、行政が引っ張っていかないと!

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