田園回帰

以下、コロナ社会における変化として、集中から分散、私の町全体を博物館と見なす「田園ミュージアム」構想に繋がるものなので紹介する。

[論説] 農村政策の検討 均衡ある国造り目指せ
2020.06.28 日本農業新聞社 3頁 総合3面12版遅 (全1,165字) 

 人口減少と高齢化で衰退する農村の再生を目指す農水省の検討が始まった。
同省が政府全体の司令塔となって、バランスの取れた国造りと景気対策につながる農村政策の確立を望む。
 検討は、新たな食料・農業・農村基本計画で、手薄だった農村政策を総合的に論議し必要な施策を実施するとしたことを受けた。研究者や学識経験者、自治体の首長などによる検討会を設け、論議を始めた。
 国全体の視点での検討を求めたい。農村振興には地方分散型の国造りが必要となる。新型コロナウイルスなどの疫病防止のためにも、バランスの取れた国土利用が不可欠だ。東京都の人口は5月1日時点(推計)で1400万人を超えた。東京一極集中は新型コロナ禍下でも続いている。政府・与党は国政選挙のたびに地方創生を掲げ地域政策の充実を強調してきたが、効果が上がっているとは言い難い。

 地方創生事業は各省からの寄せ集めが多い。
基本計画では、(1)所得と雇用機会の確保(2)安心して住み続けられる条件整備(3)新たな活力の創出──を3本柱に、
「地域政策の総合化」を掲げた。農水省を核に関係府省が連携し、現場の実態や課題、意向を踏まえて、体系的で効果的な施策を打ち出すべきだ。

 農村への定住を増やすには、一定の所得を確保できる環境が求められる。農業だけでは生活できない現実もある。「半農半X」など農業収入に上乗せできる収入源や、組み合わせができる仕事の確保が必要だ。雇用創出と産業振興を強化すべきだ。
また、遅れている情報インフラに加え、トイレや台所、風呂の汚水を処理する施設など住環境の整備を急ぐ必要がある。医療・福祉、教育、交通をはじめ生活環境の充実も欠かせない。
 都会の若者には、地方を目指す「田園回帰」の機運が生まれ、農村や地域と多様に関わる「関係人口」も増え出した。新型コロナ禍で「3密」の少ない農村生活への関心も高まっている。追い風を生かすべきだ。
 農村振興と景気対策を結び付けた政策も打ち出すべき時だ。新型コロナの世界的な感染拡大で、輸出主導の景気回復は難しい。農業の生産基盤の強化や基盤整備、農畜産物の国内消費の拡大などに必要な農村への投資を積極的に行うことは、内需主導の景気対策にもなる。  行政の在り方も見直すべきだ。市町村は昭和から平成の大合併で激減。1万を超えていたが1700台になった。職員の数も15年間で10%以上も減少。地域の農林水産業を支える職員数は27%も減った。現場からは「手が回らない」との悲痛な訴えが届く。自治体の体制強化と国の支援の拡充が必要である。

 安倍晋三首相は国会閉幕後の会見で「集中から分散へ、日本列島の姿、国土の在り方を、今回の感染症は、根本から変えていく、その大きなきっかけである」と述べた。認識は正しい。問題は政策と実行力である。

日本農業新聞社

デジタル田園都市国家

苗代

自民党が「デジタル田園都市国家」を発表 コロナ終息後、地方へ若者が移る可能性を感じる。

こちら

「デジタル田園都市国家へ」 自民経済成長戦略案

 自民党は22日、政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」に反映させる経済成長戦略案を策定した。新型コロナウイルス収束後の成長への布石として、官民のデジタル化を推進し、地域分散型の「デジタル田園都市国家」を目指すとした。週内に岸田文雄政調会長が安倍晋三首相に提言する。

 「田園都市国家」は地域間格差の是正構想として、1980年ごろに大平正芳首相(当時)が提唱した。

故郷は遠くに有りて思うもの

選挙のために私が東京から戻ってきたと思っている人がいる。
とんでもない。

日本のどこにいても海外にいても心は三宅にあった。
故郷は遠くに有りて思うものを実感する。
そして、頻繁に帰省した。
時には夜光バスで寝言にうなされて横の人に殴りかかり起こされる始末。

約10反の農地を一人で遠距離で経営してるのは、全国でもいないだろう。

三宅町のトップはそれなりの人がならないとどんどんおかしくなる。
所謂衆愚政治である。
中央の情報をちゃんと把握した人がならないと、公約倒れのオンパレードだ。

亀の瀬

大和川は昔淀川と下流で合流していた。それを江戸時代に分離し大阪の反映に結び付いた。
また、亀の瀬は、昭和初期せきどまった。
突貫工事で国道、関西線を付け替えた。
昔は、偉大な人が多かった。
最近、竜田古道と亀の瀬がストーリー日本遺産となったが、奈良盆地の発展のためには、亀の瀬の狭窄部に挑戦しないと抜本的解決にならない。
そのためには堺市とかと戦略的互恵関係が必要である。
一方、川上村とかとには、感謝の念が必要である。
これが、川上川下の戦略的互恵関係である。

三宅町の農業振興

日経スタイル

奈良県の農業生産額は、東京、大阪を除いてワーストワンを福井と争っている。
田んぼを農協に預けると数万円かかるが、他県ではあり得ない。
貸したからにはリターンがある。
三宅町で農業振興に力が入れられたことはない。
最近でもゴマ、里芋位で職業にはならない。
田原本や広陵町では県の指定を受け振興している。
他力本願の財源を便りにふわふわした遊び(イベント)ばかりに力を入れている。
これでは良くなる(過疎から脱出できる)はずがない。
新型コロナのマスクのように命に関わるものは自力生産するように力を入れないと
 それが雇用を増やし、税収をあげ、民生の安定に繋がる。
税金が適切に使われているとは、思われない。
幸福度(指標にもよるが)がこの4年間に上がったとはとても感じない。
イベント遊びが増えただけではないか。
そのあとに待っているものは、、、

踏切に関して 先に道路ありき!

近鉄の踏切に関して、小学校から真っ直ぐ南に伸び黒田に行く道路の踏切拡幅につき、なんとかしたいものだ。

スクラップ・アンド・ビルド(踏切を開きたいならどこかを閉めろ)と近鉄は主張するのだろうけど、歩道がある場合は適用されない指導も国からあるし、100年前に田んぼが線路で分断されて限りなく迷惑していることを近鉄はわかっているのだろうか?

今は耕作放棄地となっているのを武器に交渉したいものだ。
道路が先にあって後から線路が出来た。

農耕用の燃料には困る

車のガソリンなどはさほど困らないが、農耕用の燃料確保に三宅町では遠方まで行かないといけないので困ってる方が多いのではないだろうか!
携行缶にはセルフで入れられないからである。
川東の農協ではセルフで入れられる。
なんとか農耕用はならないだろうか!

枯れ葉など燃やしたらダメだと法律が出来た時は取り締まりがきつかったが、今は営農上のものや伝統的なものは容認されるように。

田植え終了にて想う

田植えが終わった。角の指し苗も。
しんどいこと限りない。

水が足りないかと思えば雨が降って苗が水没。
全て原始的で基盤が出来ていないから、大型機械を持つ担い手がかなり出てきたが粗っぽい。
これから暇を見つけて機械洗浄、除草剤散布、果樹の防除、畑の雑草と限りなく作業がこの時期に重なる。
だから、三宅町では旧村の農業をやってる人は余裕がなく政治活動ができなくなって悪循環をおこしているように見受ける。
働き方改革どころではない。
こんな見方をしてるのは私だけだろう。かといって、担い手の将来も心もとない。
高収益作物が栽培できる基盤を造らないと!
大阪に近い利点がいきてない。
育児休暇や働き方改革どころじゃない
食料、農地保全のために休日も大半を犠牲にしているように見受ける

農業と経済

日経スタイル

日経新聞が7日の日曜日に「日経スタイル」と称して農業を3ページにわたって特集している。
大変珍しい「現象」だ!
確実にコロナの影響がでている気がする。

経済紙が農業を経済(おカネの動きのキーポイントになる)と見ている証拠だ!日経スタイル

三宅から世界へ

三宅町の集落は何故大きいか?
貝ボタンとか家内工業が発達していたからとある県外の著名な方がおっしゃてた。

また、屯倉(みやけ)という言葉は知識人の間ではかなり全国的にも有名!
かつてアジアや南米で道の駅一村一品、貧困緩和のツーステップローンのプロジェクトを進めた。
地場産業の育成は極めて重要。この分野でも点を線に 線を面に 面を拡げ、海外マーケットとも勝負したいものだ。

霞ヶ関の知見を町造りに生かす

治水については、国県とかでも委員になっているトップレベルの方や国土交通省の知見を三宅町に生かす!
地方自治については総務省のプロに三宅町の財政アドバイザーになってもらう!
農業の高度化についてもしかり。
霞ヶ関の知見を町造りに生かす

点から線へ線から面へ

最近、急激に新顔の若い方が田園を行き交う。
散歩や運動、新型コロナの影響だが。
まさしく田んぼの多面的機能の恩恵を受けている。

風格(品格)ある町造りとして、町全体を「田園ミュージアム」ととらえ整備することも必要!
古墳群、あざさのビオトープ、親水ため池、恋人の聖地等々 点から線へ 線から面へ

三宅の農業を考えざるをえない

住民パワーを背景に、近鉄、田原本と交渉、調整し、近鉄田原本線の踏切の拡幅をしたいものだ。100年前田畑は鉄道で分断され不便極まりない。

一昨日、朝6時前に農家の方から叩き起こされた。
田んぼの水位が上がって苗が沈むと。
駆けつけると原因は水路の堰が機能していなかった。
担当の方が通りかかったので一緒に修繕しようと言ったが「知らん顔」。
今補修しないと傷口は大きくなり上下流皆困るので一人でした。
こんな農業をやっていては皆が首を閉めあっているようなもの!

昔は、私財をなげうって公共的な事業をなされた方も全国にはたくさんいる。
スマート農業の時代に程遠い話。

昨日、町から農地に関するアンケートがきたが、はなはだ能天気な内容で、しかも極めて個人情報の内容を含むにも関わらず、その取り扱いについての記載がないので提出しないこととする。
これをもとに町の農政が動くとすると恐ろしい。
何故なら所有者は土地持ち非農家も多く農業がわかっておらず、こうしたら労働生産性があがるから後継者ができるなんて考えてない、つまり、町がリーダーシップを取らないと!

河川について

川上町とかと緩やかな交流があるようだか、飛鳥川の繋がりで大阪との上下流交流が必要。
つまり、戦略的互恵関係。
大和川は大阪平野の南で治水上大事な河川。だからといって亀の瀬で首根っこを絞められ奈良盆地が犠牲になる必要はないと考えます。
ソフトハード様々な対応が考えられます。

江戸時代に淀川と大和川が分離され、昭和の始めに突貫工事で関西線道路を付け替えたことを考えれば、現在の我われはもっと知恵を出す必要を感じます。
地球の反対側のブラジルの河川まで円借款で援助してきたのだから

三宅の農業を考える(視点)

三宅町には福祉施設がありますが、農福連携を農水省は様々な制度を準備し強力に進めています。
企業は雇用したのはいいけど障害者の働き場所を模索しています。

観光地農業も都市圏であることを考慮すれば大いにポテンシャルがあります。
イチゴなんて最高。
世界は人口が増え、日本は減少傾向。ならば対極的に見れば輸出しかない。
三宅町は南港に近いし、台湾などアジアの市場もある。
因みに台湾ではイチゴは日本の倍の値段で売れます。輸出については農水省が窓口。
農水省が決めた目標で達成できた数少ない数値のひとつが輸出で年間一億円が達成され、今後10億円を目指してます。
先進国、先進県、先進市町村は皆産業がバランスよく発展しています。

六次産業化、課題解決型先進町を目指します。
在宅介護にも改善の余地が多分にあります。

「町が国を動かし三宅町を創る」「三宅町は霞ヶ関の分室!」の意気込みが必要

景観作物